アラフィフの人生観を変えてくれたボビージョーンズ

 

「人生の価値は、どれほどの財産を得たか、ではない。何人のゴルフ仲間を得たか、である。」

 

 

アラフィフの私の人生観を変えた言葉である。

BSジャパン「ゴルフ交遊抄」という番組の冒頭でのナレーションで語られるボビージョーンズの言葉だ。

日曜日の朝、強い衝撃が走った。単純にゴルフ友達を多く作ったら幸せ、、という意味には私は受け止めなかった。

 

深い意味のある言葉だ。

 

50年近く生きているとなかなか、思春期のときほど、心に響く言葉がなくなってくる。この言葉は、何十年かぶりかに、心に響いた。そして今までの悩み、不安が一掃される爽やかな言葉になった。スーと肩の荷が下りた。

 

 

私はこんな風に読み取った。

 

過去や未来(の財産)のために生きるのではなく

 

 

 

「今を生きろ」と。

 

 

 

(ゴルフ仲間と楽しくやって楽しめ人生を、、)

 

 

最近、ホリエモンの本を十冊以上読んだ。「変えられない過去を考えず、わからない未来に不安を抱かず、今を生きろ、没頭しろ、」
的なことを随所に言っている。あまり評判よくないイメージがある彼であるが、そんなのはどうでもいい。彼の言ってることも間違ってない。

 

このこととボビージョーンズの言葉は、同じじゃないか、と思った。

 

 

今まで(過去に)作り上げてきた財産、名誉、、これから(未来へ)どう残していくか、が重要ではなく、もっと重要なものがある。

とボビージョーンズも言っているような気がする。

 

今生きていることが大事で今を楽しむ、

没頭することが大事なんだっていうことをこの歳になって改めて理解してきた。楽しいゴルフ仲間がいっぱいいればゴルフが好きな人は人生がさらに楽しくなる。ゴルフは一人でできないんだから。

本当はゴルフじゃなくたってもいいかもしれないが、

 

今を楽しく没頭できる。終わったことを後悔して「今」を悩んだり、先のことを不安になって「今」悩んだりなんてしなくていいってことを、、、

 

 

これって実はゴルフをラウンドしているときも全く同じだ。ゴルフは人生の縮図っていうけど全くその通りだ。

前のホール3パットでダボだったことをいつまでも後悔したってしょうがない。上がり3ホール連続パーで上がらなければいけないとか考えてたってそんなことよりも今の一打を真剣に考えることが大切だということだ。こんなときのほうが自ずとスコアも良くなる。

 

まぁ家庭を持っているなら最低限の生活をできるだけのことはしなくてはいけないが、、ゴルフでもルールとマナーを守らなければならないということと同じかな。

 

 

もともと仲間、友達をつくるととか大事にするとか深く考えるタイプではなかった。妻からは老後の人生のために仲間を多く作って大事にしておいたほうがいい、私は相手にしないよ、、なんて熟年離婚も匂わせることをいわれることも多くあった。まぁ私の悪いところをもっとも良く知っている人間だ。全く異論はない。老後のことも考えなければならない。いいアドバイスだった。

 

ただ、この歳になるとなかなか腹を割って話せる仲間を新しくつくることが難しくなってくる。利害関係などもある。仕事の仲間とも仕事を辞めた後でも楽しくやっていけるか、、なんて難しい。難しい年頃だ。でもそれでいいんじゃないかと思わせてくれた。

ゴルフ友達がいればと、

 

 

ゴルフをやっていれば、利害関係とか今までの遺恨など全てなくなる。また全然知らない人とも新たに仲良くなれる。喜怒哀楽が出やすいスポーツで親近感が湧きやすいからだ。殻を被っていた性格などあけっぴろげになるからだ。仕事とか家庭とか関係なく、ゴルフだけで仲良くなることができる。すごいスポーツだ。イギリス人はすごい!!!!さすが大英帝国!!!

 

 

 

朝から晩までずーと一緒に緑の中を駆け回り、最後にお風呂に入って裸の付き合いをして、帰りに酒飲んで帰れる。終始ゴルフの話題だけでも飽きることはない。ゴルフが終わった後も反省会や次のゴルフ計画会なども開催。次のゴルフに向けてメール・ラインが飛び交う。わくわくドキドキする。こんなことって子供頃はあったが、今はない。

 

 

例えば退職10年後の元上司と

1日中ずーと楽しく酒でも飲んで過ごせるだろうか、、まぁ無理だろう。そもそもすごく昔の話などされたら話が合わないだろう。学生の頃の友達と年に何回も1日中楽しく過ごせるだろうか、、昔の話も会うたびに同じことの繰り返しとなり、今の仕事、生活の話もお互い共通点がなく共感できないまま何か不完全燃焼のままではないだろうか、、、そもそもたまにあって、まぁ酒を飲むことになるのだが、せいぜい一次会、二次会の4~5時間だろう。それ以上長くなっても体に良くない。最後の方は、覚えてなく同じ話の繰り返しとなっていることが大体のパターンだが、、まぁ人に言えない悩み事、なんて話あうなんてあるが、大体楽しいことは多くない。

 

前から思っていたのは、

ゴルフは年齢のギャップを完全になくしてくれる。

80代近くの人とも30代の若い人とも楽しく1日過ごすことができる。団塊の世代も定年を迎え、65歳以上のセカンドライフに入った方々とも多くゴルフをする機会が増えてきた。おそらくゴルフをやっていなければ、こんなに親密にできなかっただろうと思う。あっても話すことも多くないと思う。この歳になり親より年上の人とバカ笑いしながら、ゴルフを肴に酒を飲めるなんて素晴らしいことだ。近い年齢だけの馴れ合いの飲み会ではこんなことできるだろうか、なかったのではないのだろうか? 仕事仲間はついつい愚痴か人の悪口ばっかりだ。聞いてるのも言うのもそろそろ疲れてくる年頃だ。一方ゴルフは、交友関係の幅が広まって楽しい。私も歳をとったときは、若い人とゴルフをして酒を飲みたい。

 

「元気な爺さんだなぁ まだボギーペースで回ってくるのか、、」

 

なんて言われることを目標にしたい。

 

 

最近は意識的に利害関係のない(仕事に関係のない)ゴルフ仲間を作るようにしている。いきなり知らない人ばかりの大勢のコンペに飛び込んでいくこともある。大体ボギーペースくらいであるとそこで新たなゴルフ仲間を作ることができる。次のお誘いもくる。他のブログでも書いたように終始楽しいゴルフの話題で盛り上がる。結構な数となってくる。ボギーペースで回れればさらに楽しく、交友関係は飛躍的に増える。他の話題なんて実はいらない。ゴルフだけで盛り上がれるのだから。余計な気も使う必要もない。没頭できる。今を楽しめる。なぜボギーペースでないといけないか?ということは他のブログでも書くことにする。自分がボギーペースであれば、実は仲間はボギーペースでなくても楽しめる。仲間もボギーペースであればさらに楽しい。

不思議と喧嘩やいさかいなどもおこらない。相手の悪いところも自分の悪いところも多分あるだろう。だけど不思議とそんなことは全く気にならなくなる。なんでそんなことになるんだってことはまた別のブログで詳細に話したい。

 

ただ、人間関係がとても楽になる。

 

だって面倒くさいこと考えずに楽しいゴルフの話題だけ考えればいいだから。

ボビージョーンズの言うことをちょっと言い換えるなら

 

 

「人生は財産を残すことではない。大切なのは今を生きるため、ゴルフ仲間を大事にすることである。」

 

当然、仕事も家族もしっかりやらなければならないが、、、、

 

 

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